2010年1月19日火曜日

龍馬

今年のNHK大河ドラマは「龍馬伝」坂本龍馬の物語だ。日本のBSがつながっている場所では海外でも視聴可能なのでハワイやLOSのように日本人が多い地域では大相撲同様楽しみにしている人が多いかもしれない。

坂本龍馬は土佐現在の高知県の下級武士の家に生まれた。同じ武士でも上士と下士とでは天と地の違いがあった。むかしの人の身分はどういう身分の家に生まれたかによって一生が決まっていた。

龍馬は身分の低い下士の家に生まれた。

普通であれば龍馬は身分が低いままの人生を送っていたはずであるが、33歳で亡くなるまでのあいだ、歴史に残る偉業を成し遂げている。

今年はこの大河ドラマのおかげで龍馬ブームが沸きあがると言われている。NHKの宣伝マンではないがご注目あれ。

龍馬の活躍の出発点は脱藩に始まった。脱藩を決意させた考えは身分の低い家に生まれた者はどうして一生身分の低いままの人生を過ごさなければならないかということだった。

龍馬の言葉にあるが、昔は刀の時代だった。今は鉄砲の時代だ。将来は本の時代だ。

本の時代とは、勉強こそが力になるということを言ったんだと思われる。

龍馬の時代から150年経過した今、勉強は力になるという考えが浸透して高学歴が当たり前になってきた。

勉強して力をつけて幸せになってほしいと願い、生活費を切り詰めながら子供の教育費をねん出する。
親の負担は並大抵のことではない。

学生から実社会に出てみれば、実社会の厳しさが身にしみるはずである。もうちょっと勉強しておけばよかった。英語くらいマスターしておけばよかった。

就職難とか失業とかホームレスとか暗い言葉が特別な言葉でなくなってきたようだ。

親自身の生活もきびしい。子供の将来もきびしい。

龍馬が今の時代の若者であったら日本を飛び出して世界に羽ばたくのであろうか。

4 件のコメント:

  1. 龍馬のことは、成田で散々洋ちゃんから聞かされました!
    今年は龍馬なんですね。パラッツォでは英語版でしたけどNHKのニュースが見れたので、ケーブルテレビをつないだらこちらでも見れるかもしれません。

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  2. 海外に行ったときに日本のBS放送が流れていました。時には
    日本語のテレビも見たいよね

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  3. 今の自分にあるのも学生時代からの積み重ねの結果と最近つくづく思う。

    両親には感謝しか無い!

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  4. 政治と金、昔聞いたような言葉、龍馬だったら何という。

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