2010年1月9日土曜日

日本航空

今日のニュースで、日本航空公的整理とかいてあったが、どういうことなんだろう。

日本航空といえば、一昔前まで日本の翼と言われて花形企業のトップだった。
それがどうしてこのように落ちぶれてしまったんだろう。

会社というのは利益をあげないことには経営が成り立たないことはあたりまえのことだ。
航空会社の場合はお客さんが飛行機に乗ってくれなければ収益をあげることはできない。

航空会社が利益を出すためには飛行機を飛ばすために必要な経費、たとえば燃料代とかパイロットなどの人件費とかお客さんに配る飲み物とか空港を使用する税金よりお客さんからもらう運賃のほうが多くないと利益はでないよね。

路線というものがある。出発地から到着地までのことだよね。この路線によってお客さんが多く乗るか、乗らないかわかるんだ。

福岡東京線とか東京札幌線はドル箱路線と言われてたくさんのお客さんが飛行機を利用している。逆に地方から地方に飛ぶ飛行機にはお客さんが少ない。

お客さんが乗らない路線をいっぱい持っていると利益はでないよね。

航空会社によっては、おいしい路線だけを飛ばせて運賃を安くしている会社もある。格安航空会社といわれるものだ。

日本航空の場合は国が注文をつけて自分勝手に路線を決めることができない仕組みになっていたんだね。

国際線についても、外国には格安航空会社がいっぱいあって競争がきびしいんだ。

日本航空の赤字がとてつもなく大きくなって日本航空だけの努力だけではどうしようもなくなって公的整理ということになったようだ。

公的整理というのは国が管理して会社を再生していこうとするものなので悪く言えば破産に近いものになる。

日本航空にとっては天国から地獄におちたと一緒になるだろう。

アメリカではGMがこれに近い形で再生されるようなのでいつの日かにはまた日本の翼となって花形企業になってくれることを期待します。

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